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【Staff04】花と緑で人の心を動かし、

地域を明るく元気に

【所属】ガーデニング部 部長 K.E

業務内容について

業務内容について

世界的な庭園デザイナーの石原和幸先生とともに大型商業施設などの緑化をご提案するガーデニング部の部長として、各法人に対する営業活動の責任者の役割を担っています。当事業においてキャッツは様々な法人へ集客効果などを含めた緑化計画のご提案をし、ご契約が決まったら実際の施工は石原和幸デザイン研究所にバトンをお渡しする……といった形で連携しています。これまでの施工実績としては羽田空港や日比谷公園、ウェスティンホテル東京、イオンモール、ハウステンボスなどを担当させていただきました。

また当社のCSRの一環として、地域の緑化活動の支援といった取り組みもガーデニング事業部が主体となって行っています。東日本大震災が起こった2011年には、福島県の「なこそ幼稚園」の園庭に、園児の皆さんと草花を植えたりもしました。当時は放射能汚染のリスクを考慮してお子さんに土を触らせていなかった親御さんも多かったのですが、この活動で園庭の土をすべて入れ替えたことで子供たちが思う存分、どろんこ遊びをして楽しんでいる姿が見られ、感謝のお言葉もたくさんいただけたことが印象的でしたね。

ガーデニング部の立ち上げに際して

ガーデニング部の立ち上げに際して

もともと私はホームケア事業で営業職をやっていた期間が長かったんですね。それが10年ほど前、ガーデニング事業を立ち上げる時に抜擢してもらって。経歴としてはBtoCの営業活動がメインでしたし、BtoBの仕事には多少の戸惑いはありました。でも、とりあえずやってみるしか選択肢はなかったですね。

ガーデニングについても植物に関心はあったものの、専門的な知識があるわけではなかったので、半年ほど長崎市内にある石原先生のご自宅に住み込んで、みっちり勉強させてもらいました(笑)。花の名前からガーデニング全体の魅せ方まで、企業にご提案する際に必要な基礎知識を一通りは学びましたね。

石原先生は生け花のご出身なので、一般的な造園とは考え方が一線を画しているんです。どう違うかと言うと、木を植えるにしても造園の場合は木の一番太い部分を南側に向けるのが常識とされていますが、石原先生は「お客様が見る方向から木の形が美しく見えるためには、どう植えるのがベストか」と考えます。私自身、“魅せる”ガーデニングという感覚は持ち合わせていなかったので、とても斬新に感じました。こうした学びを活かして営業基盤をつくり、ガーデニング部が本格的にスタートしたんです。

施設の緑化がもたらす集客効果

施設の緑化がもたらす集客効果

ハウステンボスの例で言うと、もともと“花や緑が豊かなテーマパーク”といったイメージがありましたが、そのイメージをもっと集客に結び付けられる効果的な施策ができないか?という視点から企画をご提案しました。打ち合わせを重ねるうちに、季節ごとにチューリップやバラ、アジサイなどの花を植えて、ガーデンショーのようなイベントとして打ち出すのはどうかというアイデアが石原先生から出てきたんです。それによってハウステンボスに花を見る目的で来園するお客様を増やしたいという狙いがありました。この企画はおかげさまで好評をいただき、先方の会長からも同じチェルシー・フラワーショーのようなスタイルの庭園イベントとして取り入れていきたいというリクエストをいただくことができました。

イオンモールでも単に花や草木を植えるだけでなく、ガーデニングとして魅せる庭づくりを実践しています。庭の中に小道や小川を設置して、色とりどりの季節の花を楽しみながら散歩ができる空間にしたりと、買い物を目的としていない地域の方も気軽に立ち寄れるきっかけになるよう、様々な工夫を凝らしていますね。実際、近所の方からの評判も上々のようです。自然に人が集まるようになれば、結果的に施設の客入りにも良い影響を与えることができますからね。

事業としての将来の展望

事業としての将来の展望

事業の立ち上げから10年ほどの間に、石原先生とタッグを組んで数々の実績をつくり上げてきましたが、事業の拡大や強化のためにも今後は新たな取り組みも考えていかなければならないと考えているところです。たとえば、これからの社会の重要なキーワードになりうる「高齢化問題」に対してガーデニング事業部として何かできないか……などですね。キャッツはホームケア事業で全国の個人宅にサービスをご提供していますから、その基盤を活かして、住む人の高齢化によって手入れができていない庭の雑草対策など、メンテナンスの面でお手伝いができるかもしれません。個人宅の庭の外構・エクステリア工事を行ってきた実績もありますし、事業間の連携でよりよい相乗効果が出せるといいと思います。

それからキャッツは創業以来、東京・渋谷に拠点を置いているので、緑化活動によって地域への貢献もしていきたいですね。これまでもハチ公像周辺の緑化活動などには携わってきましたが、再開発の進む渋谷で街全体を巻き込んだ地域活性化プロジェクトが実現できたら非常に嬉しく思います。

最後に一言お願いします

入社を希望している方へメッセージ

ガーデニング部に限らず、キャッツはチームワークを大切にしている会社だと実感しています。一人の力は大きくなくても、それが集まればお客様に喜んでもらえたり、大きな感動を与えられたりするわけです。誰しも得意・不得意はありますから、一人ひとりの個性を生かしながらチーム体制で補っていくのがキャッツらしいスタイルなのだと思います。

全員で目標を達成した時に生まれる強い信頼関係は、社会人生活において、かけがえのない財産になるでしょう。過去に部活やサークル活動などで仲間と力を合わせて何かを成し遂げた方であれば、きっとその経験を活かしてもらえるはずです。これからキャッツの一員として一緒にがんばっていける方、大歓迎です!

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